1641年、オランダ人により出島に持ち込まれ、今では日本人の生活に深く浸透している珈琲。
今度は長崎の出島から世界へ手を伸ばし、インドネシアで最高の珈琲を見つけてきました。
「出島ゆめ珈琲」は、インドネシアから直輸入の豆を注文焙煎(自家焙煎)しております。
コーヒー通もうならせる、
そんな「出島ゆめ珈琲」のおいしさには、理由がいろいろあるんです。
インドネシアは、世界でも有数のコーヒーの産地です。
赤道直下、高原では昼夜の気温差が最高18℃以上。コーヒーの栽培にとても適しています。
また、そこで働くインドネシアの人たちは大変まじめで、愛情をたっぷりそそいでコーヒーを育てています。
そんな恵まれた環境にある農園とスカルパは契約。無農薬で安心・安全な最高級の豆(グレード1)だけを厳選して直接買い付けています。
インドネシアから長崎に持ってきた生豆は、まずスカルパの関連施設である社会福祉法人 出島福祉村 三和ゆめランドに運びます。
そこでは障がいを持った人たちが丁寧に、豆の選別を行なっています。
手作業で不良豆を選り分けるハンドピック方式によって、大きさの違う豆や風味を損なう欠損豆、異物を取り出して品質をチェック。
人の目を通すことによって、雑味のないクリアなおいしさをキープしています。
焙煎は、コーヒーの味を左右する、特に重要な作業です。
インドネシアのコーヒー豆は水分含有量が多いので、複合熱源焙煎で遠赤(輻射熱)を利用。
コーヒーを知り尽くした熟練の焙煎士が、低温でじっくり時間をかけて、豆の芯まで丹念に焼き上げています。
コーヒー豆は、鮮度が命。時間とともに酸化していくものです。
これまでは、インドネシアで買い付けられた豆はアメリカやヨーロッパ、シンガポールなどを経由して日本に入ってくるパターンが主でした。
ですが、「出島ゆめ珈琲」はインドネシアで直接買い付けた豆をダイレクトに長崎に運び、風味を損なわないように最短のルートで皆さまのお手元に届けることを可能にしました。
長崎ゆめびわ茶ストア(スカルパ)が取り扱う豆は、100%アラビカ種です。もちろん、産地が混じり合うこともありません。
そしてもうひとつ、
コーヒーを通して誰もが夢を描けるようにしたいというのが、「出島ゆめ珈琲」の大切な思いです。
そのため、フェアトレードのスタンスで、売上金の一部はインドネシアの森林再生支援金として寄付しています。
ガヨ マウンテン
スマトラ島のガヨ地方だけで育てられているアラビカ種。
秘境にあったため世界の珈琲市場には殆ど流通せず、幻の珈琲と呼ばれてきました。
芳醇で、酸味と苦みのバランスが絶妙です。